国内外の主要経済指標などを掲載しています。各指標の予測値や結果はもちろん、その重要度も掲載しています。FX/CFD取引にお役立てください。
経済大国であるアメリカのGDPは景気関連指標として国内外の注目を集めます。「速報値」「改定値」「確報値」の順で発表され、その中でも特に速報値の発表タイミングでは為替レートが大きく動きやすく、GDP成長率が前期比で加速もしくは鈍化した度合いで経済状況を把握することができます。「米国がくしゃみをすると日本は風邪を引く」という話があるように、グローバル化の流れから「国境という壁」がなくなりつつあり、世界をけん引するアメリカの景気は世界経済の状態を表していると言えるでしょう。
FXブログ」の羊飼い氏が、FXトレードに重要な本日の経済指標のほか、「米ドル/円」と「ユーロ/ ..
消費者物価指数とは消費者が購入する物やサービスの価格(物価)の変動を示す指標です。一国のインフレ状況を把握する際に使われることが多く、特に季節性要因を受ける生鮮食品を除いた「コアCPI」は非常に注目されます。中央銀行の政策運営の中で「物価目標」を設定しており、その指標としても採用されています。一般的に物価上昇に過熱感がある時は中銀の利上げ期待から通貨高が進行する傾向があると言われています。なお、物価の変動を生産者側から測る経済指標として生産者物価指数(PPI)という指標も発表されています。
政策金利とは中央銀行(米国のFRB、英国のBOE、欧州のECBなど)が金融政策を実行する上で設定する金利です。政策金利を調整することで、景気の過熱時は経済を抑えたり、逆に失速時は経済を刺激したりします。またFX取引では2国間の金利が為替レートに影響を及ぼすことから、市場参加者の注目度が高いです。各国の物価や経済状況によっても金利が違い、新興国では通貨安防衛を目的として政策金利を引き上げる場合もあります。日本では「無担保コールレート翌日物」、米国では「FFレート金利の誘導目標」が政策金利を指します。「公定歩合」は政策金利を意味すると思われがちですが、国内金利が自由化されたことでその役目を終えました。
8日は日米株価指数先物が大きく上昇、ドル円は小幅高。 8月 9, 2024 12:00 午前
フェデラル・ファンド金利は連邦準備理事会(FRB)が金融政策を運営する上で、FOMC会合で決定する誘導目標金利で、FFレートとも呼ばれます。この誘導目標は米国の政策金利にあたり、景気動向に応じて調節され、国内外の市場にその影響が強く及ぶことから多くの投資家の注目を集めます。FX取引においては、2国間の金利差が為替レートに反映されやすいため、FRBがFF金利の誘導目標を変更する(政策金利を変更する)際には為替レートが大きく変動する傾向があります。
全米供給管理協会(ISM)が全米の企業の購買担当者に新規受注や在庫、生産、雇用、入荷状況などの項目をアンケート調査し、これを基に算出する景況指標です。購買担当者への調査という点ではマークイット(HIS Markit)が発表するPMI指数と同じですが、米国指標では先行指標としてISM指数の重要度が高いです。景況感を0~100で表し 、50ポイントの節目を上回れば景況感が良く、下回れば景況感が悪いと判断することができます。非製造業部門を対象とした「ISM非製造業景況指数」は注目度がやや下がるものの、こちらも先行指標として注目を集めます。
外為市場では米ドル高が進行している。今週の米経済指標でソフトランディングの期待がさらに高まる場合は、米ドル高のトレンドが続くだろう。
日銀短観は「全国企業短期経済観測調査」の略称で、日銀によって実施される全国の企業経営者を対象としたアンケート調査を基に集計される指標です。毎年4月、7月、10月、12月に発表され、市場では業況判断指数(DI)が注目されます。プラスであれば好況、マイナスであれば不況と判断でき、景気の流れをとらえる上で、特に大企業製造業の業況判断DIが重宝されます。海外では”TANKAN”の名称で知られています。
消費者物価指数とは消費者が購入する物やサービスの価格変動を示す指標です。インフレ状況を把握する際に最も重要で、特に季節性要因を受ける生鮮食品を除いた「コアCPI」は注目度が高いです。一般的に物価上昇に過熱感がある時は中央銀行の利上げ期待が強まり、逆に物価が下落する場面では利下げ期待が強まります。消費者物価指数が「前月比」や「前年同月比」で上昇基調なのか、あるいは下落基調なのかに注目しながらチェックしたいです。なお、物価の変動を生産者側から測る指標として生産者物価指数(PPI)という指標もあります。
本指標は、インターバンク市場におけるドル/円のスポットレートを示し
国内総生産(GDP)は一国の国内で一定期間内に生産された製品やサービスなどの付加価値の合計を示す指標です。名目GDPと実質GDPの2種類があり、名目GDPから物価上昇を除いた実質GDPは一般的に経済成長率を見る上で重要となります。国内総生産はその国の経済状況を示すことから投資家の注目度が高く、特に速報値が発表されるタイミングでは大きな値動きになる傾向があります。
失業率は一国の労働力人口のうちに占める失業者の比率を示す指標です。国によって算出方法や公表する頻度が異なり、失業率と新規雇用者数を同時に公表する場合もあります。雇用情勢を把握するのに用いられる代表的な指数で、中央銀行が金融政策を決定する上での重要な指標となります。FX取引では米国や英国、オーストラリア、カナダの失業率が発表される際に為替相場が大きく動く傾向があります。
米雇用統計よりも重要!? 今夜のドル/円を動かす経済指標とは?
貿易収支は一国の貿易における一定期間内の輸出額と輸入額の差を示す指標です。貿易は実需の為替取引が伴うため、中長期の相場の流れを予測する際に貿易収支を重視する投資家もいます。毎月各国で発表され、特に米国の貿易収支は市場参加者の注目度が高いです。米国は貿易赤字と財政赤字のいわゆる「双子の赤字」という問題を抱えており、貿易赤字が拡大する場面ではドル安が進行する傾向があります。
指標アラート通知サービス」は、設定のカスタマイズ(国別、配信時間別、指標別) ..
【SBI FXTRADE及び積立FX<つみたて外貨>(店頭外国為替証拠金取引)】
店頭外国為替証拠金取引は、取引金額(約定代金)に対して少額の取引必要証拠金をもとに取引を行うため、取引必要証拠金に比べ多額の利益を得ることもありますが、その一方で短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。外貨での出金はできません。経済指標の結果によっては価格が急激に変動し、思わぬ損失が生ずるおそれがあります。また、その損失の額が預託した証拠金の額を上回ることもあります。取引価格、スワップポイント等は提供するサービスによって異なり、市場・金利情勢の変化等により変動しますので、将来にわたり保証されるものではありません。取引価格は、買値と売値に差があります。決済方法は反対売買による差金決済となります。SBI FXTRADEにおいては、個人のお客様は取引価格に応じた取引金額の4%以上の証拠金が必要となり、証拠金額の最大25倍までのお取引となります。法人のお客様は一般社団法人金融先物取引業協会が毎週発表する通貨ペアごとの為替リスク想定比率*を取引金額に乗じて得た証拠金が必要となります。積立FX<つみたて外貨>においては、取引価格に応じた取引金額の33.334%以上の証拠金が必要となり、証拠金額の最大3倍までのお取引となります。証拠金の詳細については、当社ホームページの取引ルールをご確認ください。
*為替リスク想定比率は、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。
【暗号資産CFD(店頭暗号資産証拠金取引)】
店頭暗号資産証拠金取引は、取引金額(約定代金)に対して少額の取引必要証拠金をもとに取引を行うため、取引必要証拠金に比べ多額の利益を得ることもありますが、その一方で短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。暗号資産の価格の変動によって思わぬ損失が生ずるおそれがあり、その損失の額が預託した証拠金の額を上回ることもあります。当社の取り扱う暗号資産は、本邦通貨または外国通貨ではありません。また、特定の国家または特定の者によりその価値が保証されているものではなく、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済のために使用することができます。取引価格は、買値と売値に差(スプレッド)があります。スプレッドは暗号資産の価格の急変時や流動性の低下時には拡大することがあり、お客様の意図した取引が行えない可能性があります。決済方法は反対売買による差金決済となります。暗号資産の現物でのお預かり、お受取りはできません。暗号資産CFDにおいては、個人のお客様は取引価格に応じた取引金額の50%の証拠金が必要となり、証拠金額の2倍のお取引となります。法人のお客様は一般社団法人日本暗号資産等取引業協会が毎週発表する暗号資産ごとの暗号資産リスク想定比率*を取引金額に乗じて得た証拠金が必要となります。また、取引にあたり手数料が発生することがあります。証拠金と手数料の詳細については、当社ホームページの取引ルールをご確認ください。
*暗号資産リスク想定比率は、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第51項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。
【共通】
全サービスを通して原則、口座開設・維持費および取引手数料は無料です。ただし、当社が提供するその他の付随サービスをご利用いただく場合は、この限りではありません。また、元本及び利益が保証されるものではありません。決済方法は反対売買による差金決済での清算となります。お取引を始めるに際しては、「契約締結前交付書面」、「取引約款」等をよくお読みのうえ、取引内容や仕組み、リスク等を十分にご理解いただき、ご自身の判断にてお取引くださるようお願いいたします。
【NY外為ドル円概況】5日のNY為替市場は、8月ADP全米雇用報告が予想を下回ったことから、連邦準備制度 理事.
米国雇用統計は米国の雇用情勢を表す最も注目度の高い経済指標です。調査対象が広く、事業調査と家庭調査に基づいて算出され、特に「非農業部門雇用者数」と「失業率」は雇用情勢を把握するうえで重要であるとされています。この他「平均時給」や「週労働時間」を含めた10数項目が発表されます。これらのデータは連邦準備理事会(FRB)の政策にも反映されるため、将来の政策への期待感から株式市場や為替市場に大きな影響を与えます。発表数値が事前予想から大きく乖離することがあり、この性質から発表直後は為替レートが大きく動くことが多々あります。
来週の経済指標・イベント | 令和 6 年(2024 年)12 月 20 日
購買担当者景気指数は企業の仕入れ担当者に対して行ったアンケート調査の結果を指数化した指標です。世界の様々な機関で公表され景気指標としてわかりやすく、50ポイントを節目として上回れば景況感が良く、下回れば景況感が悪いと判断できます。製造業PMIは景気の実態を反映する先行指標として注目されることが多く、特に「速報値」の公表時は為替レートが大きく動く傾向があります。
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米国雇用統計は国の労働省労働統計局(BLS)が毎月発表している、米国の雇用情勢を表す経済指標です。毎月12日を含む週のデータが集計され、原則翌月第1金曜日に発表されます。頻度が高く、調査対象が多いうえ、発表時期も早いことから、為替市場で最も注目されている指標です。計10項目のデータの中で、特に注目されるのは非農業部門雇用者数(NFP:Non-Farm Payroll)と失業率、平均時給です。発表数値が事前予想から乖離することが少なくなく、発表直後に大きな値動きにつながることもあります。
ドル円、良好な米経済指標を背景に一時144円台後半まで急上昇。
ここでは、先ほどリストアップした主なアメリカの経済指標の中から、特に重視したほうがよい指標についてみていきましょう。
円トレーダーの長い7月、経済指標や介入・政治リスクに翻弄の日々
個人消費支出は個人が財やサービスの消費にどれだけ支出したかを示す指標です。米国GDPの約2/3以上を個人消費が占めることから、米商務省の経済分析局(BEA)が公表する個人消費支出は景気動向を把握するのに役立ちます。また、名目PCEと実質PCEから算出される「PCEデフレーター」は注目度が高く、価格変動の激しい食品やエネルギーを除いた「PCEコア・デフレーター」はFRB(連邦準備制度理事会)の参考指標であることから特に注目されます。
【市川レポート】米経済指標下振れに起因する長期金利低下とドル安・円高について
経済指標の発表結果が外国為替市場に大きな影響を与えるとは言っても、主要国のすべての経済指標をチェックするのは困難です。そこでここからは、FXを取引する際に必ず押さえておきたい経済指標とその内容について説明します。
先週のドル円は、一時162円丁度付近まで上昇したが、6月の米雇用. 統計の弱い結果を受けて週末にかけてドル安・円高が進行。結局前週.
世界経済の中心ともいえるアメリカの経済指標が重要であり、どのような経済指標があるのか紹介してきました。為替市場の中で、経済指標は為替レートを動かす重要な要因の一つであることがお分かりいただけたかと思います。FX取引をする上で経済データの特性やその意味を理解することは重要で、ファンダメンタル分析を通して戦略を立てることで取引の幅も広がることは間違いありません。またテクニカル分析を好む方も、経済データを相場の一つの要素として捉えることでトレードのヒントがあるかもしれません。日々の経済指標はFX会社の提供する経済指標カレンダー見て予想数値や発表時間を確認するとよいでしょう。「みんなのFX」の経済指標カレンダーはからご覧ください。