ドールさんのヘッドメイクをするためには、絵の具がないことには始まりません。
ちなみに、ドール界隈でよく使われているのはリキテックスというアクリル絵の具です。
水彩画をやったことのある人なら、買いに行かなくても、お家にリキテックスの絵の具セットがあるかもしれません。
アクリル絵の具は、世界堂などの画材屋さんで買うことができます。
ドールメイク・アイペにおいて、肌色っぽい色は鬼のように使う色です。
そんな主線ともなる色を、自分でいちから調合しなくても、チューブから出すだけでいいのでザ・簡単です。
チューブから出すだけなので、パレット上の絵の具が乾いてしまっても、同じ色を作れているかどうかの心配をせずにさくさくメイクすることができます。
ドールのメイクに使われる絵の具は、アクリル絵の具が主流です。
造形村の絵の具でなくても、アクリル絵の具であれば大丈夫です。
パラボックス風のドールメイクの道具と教材を自宅で使えるように用意しました。 手描きメイクに必要な道具と材料を用意しましょう。
ドールのメイク・アイペにおいてティッシュは結構使います。
例えば、洗った筆の水気を切る時や、手についた絵の具を拭きとるとき、下書きペンの線を消すために水で濡らしたヘッドの水気を切るときなどなど。
スポンジは、メイク真っ最中のドールのヘッドを置くために使っています。
なくても全然大丈夫ですが、メイク中のヘッドをしっかりと安定させることができて大変便利です。ほんとに便利です。
なお、筆の水気を落とすのにも使えます。
ドールメイク・レッスン (美人開花miniシリーズ) : 双木 昭夫: 本
一方で、先端が平たくなっている綿棒は、正直あまり使いません。
平たい綿棒は、1/3ヘッドで、唇の造形がしっかりあるタイプのヘッドの唇の溝のメイクを落とす際には重宝します。
普段自分が使っている綿棒をドールのメイク用に使うのもいいですが、あまりに減りが早いので、メイク用に安くて大量に入っているお徳用綿棒を買っておくといいです。
BJD Face up / luts doll / Kid Delf CHERRY /キャストドールメイク
個人的には、ドールメイク・アイペにおいて一番大事なのは筆だと思ってるよ。
(予算全部ここに割いてもいいかもしれない)
タミヤモデリングブラシPROⅡは、特に1/6サイズドールのヘッドのメイクやアイペイントをする際にめちゃくちゃ愛用しています。
もちろん、手のひらサイズな1/12サイズのヘッドのメイクにもばっちり使えます。
ブライトピュアメイク前セラム – CandyDoll(キャンディドール)
まず、ヘッド「メイク」とは、アイホールが開いているドールヘッドに施されるものです。
デイジードール メイクアップ フィックス ミストは完売いたしました。 2022.06.21
「ドールメイクはしたいけどアイペって何…?」という方向けですので、分かるよ!という場合は読み飛ばしてくださいませ。
CandyDoll(キャンディドール) ブライトピュアメイク前セラム 益若つばさプロデュース ..
道具の紹介をする前に、前置きとしてドールのヘッドのメイクとアイペの違いについて軽く触れておきます。
ドール用アイ&アイラッシュの付け方(2/2)メイク編 | アミファ
なおここで紹介している道具は、主に以下のドールヘッドのメイク・アイペをする際に使っています。ご参考までに!
【アットコスメ】優しい印象のかわいいたれ目を作るアイラインの引き方をご紹介します。たれ目メイクをマスターして愛されドールフェイスに.
「自分でドールヘッドにメイクしたい!」
「アイペイントしてみたい!」
という人の参考になったら幸い(`・ω・´)
【2024年最新】ドール ヘッド メイク 済みの人気アイテム
LIPSに投稿された「#ドールメイク」に関するコスメのクチコミや「#ドールメイク」にタグ付けされた人気の商品を掲載!ドールメイクに関する360件のクチコミを写真や動画付きでわかりやすく紹介!みんなのおすすめ・SNSで話題の商品は?
9/22訂正 【アクリルでも丈夫じゃないよ、ドールメイクの塗料。】
ソフビのヘッドを作る際に出来る不要部分(バリ)を使って、
筆と絵の具、実際の曲面に線を描いてみます。
面相筆はイタチの毛を使った細くて小さい筆です。
実際の鉛筆の先と変わらないぐらいの繊細な感覚が必要です。
筆にたっぷりと絵の具を着けないで、筆先1/3の先端部分で
少しずつ付け足して塗足して描くこつを覚えましょう。
アクリル絵具は乾燥が早いので、薄めた色を重ねて次第に濃く
していくように描くのがコツです。
東千石さんのメイクアップドール プチデザ(1) | ブックライブ
①2次元ヘッドメイク練習用紙(無料ダウンロード)
②ソフビバリ(ソフビヘッド製造時に出る不要部分=無料)
③アクリル絵の具(リキテックス)
④面相筆
⑤ペインティングメディウム
⑥筆洗用&弱いシンナー(ブラシエイド)
⑦アクリル絵の具廃液処理剤(いろみず・ポイ)
⑧パステル(お好きなピンク系)
ドーリーメイクは大人でもできる いまどきドールフェイスの作り方
第10回創作ドールコンテスト優秀賞受賞の「周防」さんに、グレーテルヘッドのメイク方法をご伝授いただきました。
キャスト製のドールヘッドはこれまでに何個もカスタムメイクされていたそうですが、ソフビ製ヘッドは最近始めたばかりだそうです。でもキャストもソフビも同じアクリル樹脂なので道具はそのまま使えます。表面が柔らかい、色味が人体に近いなどの理由でソフビヘッドのカスタムにはまってしまったそうです。
周防さんの作品はこの頁最下段に紹介してあります。
ドールガール バックパックメイクアップ · Yahoo!ショッピング ¥2,514 ストアバンビ
ドールのカスタムやメイク、衣装の縫製、ぬいぐるみの制作などに便利なツール・材料
なにぬねこみや†的 ドールメイクカスタム 〜初心者編〜 ドールをメイクしてみたいけど、何を用意したらいいのかわからない人用向けです。
必要なもの:1.アクリル絵の具、2.メイク用面相筆、3.シンナー(除光液)、4.綿棒、5.パステル、6.パステル用筆
乙女なドールメイクコスメBOOK 宝島社の通販 宝島チャンネル
;)」という印象になりました。
口大きいキャラ好きだけどね、今度やる時はもうちょっと控えめにしたいなと思います。
あとアイラインはYoutubeで見た動画に憧れて、結構太めのアイライン引いたら、二重瞼の溝? みたいなところまで全てアイラインで埋まってしまって、結局二重線をまた広い敷地に自分で出発点決めて戦法で書くこととなりました。
これで一応筆書きは完了。
元の造形がいいので、ほとんど形に沿って書いているだけで、思ったより早く終わりました。
多分筆書きだけだったら眉毛・下睫毛・アイライン・二重瞼、で30分くらい?
筆書きが終わったらコーティングをします。
フィニッシングパウダースプレー。これも換気注意、屋外でやりました。屋外でやるのがなんだかんだ手っ取り早い。
噴き過ぎたらテカったりメイクが落ちたりする、と聞いていたので、シュッ……シュッ……シュッ……って感じで何度かに分けて薄く噴いたのですが、これもスポンジやすりの時と同じで、ちゃんとコーティング出来ているのか加減が分かりません。
でも次のパステル作業の時に全然書いたところ削れたりしなかったので、いいのでしょう。
あとコーティング前に埃とか払っとかないとそれごとコーティングしてまうで、という説明を読んだ直後に忘れてスプレーを吹いてしまい、埃を見つけてすかさず息を吹きかけて払う……という、なんともテキトーな作業をしておりました。
次はチーク、顔の印影、唇の色などをつけるパステルです。
写真撮り忘れましたが、ボークスで売っている親指くらいの長さのパステルが6色入っている基本色セット的なのを買いました。
小さく切ったスポンジペーパーの上で擦りつけて粉状にし、百均ブラシで塗りつけていきます。
パステル作業は結構難儀しました。何といっても色がなかなか載らない。逆に色が載った時はどういう原理で載ったのかを知りたい。
パステルを重ね塗りして色を濃くしたい時は、一度パステルを定着させてから塗る必要があるらしいので、こちらも買いました。
パステル用定着スプレー。
筆塗り後に使ったフィニッシングパウダースプレーとか、他のコーティング剤でもいけるらしいのですが、説明によるとパステル用定着スプレーは重ね吹きに向いているらしく、自分の技術にそこまでの信頼は寄せていないので、四の五の言わずに便利用品を買おう……! と購入したものです。
確かにフィニッシングパウダースプレーより、スプレーしても濡れてる感じとかなく、全部で3~4回くらい重ねたのですが、綺麗に仕上がりました。
これが一番やりたかった!
エナメルを塗ります。
ちなみに向かって左はシャインパールというものですが、パステルに混ぜてみたものの使い方が難しく、ちょっと使用を控えたので次の機会にもうちょっとちゃんと使ってあげたいと思います。
エナメルは、リップとかに塗るとツヤツヤになるやつです!
僕ぁドールと言えばツヤツヤのリップが好きなんだ~~!!(マットなリップもそれはそれで魅力的ですけどね!)
リップと、瞼にも塗りました。
天使のすみかの店員さんに、レジの時に「エナメルは一度で塗りきろうとせず、薄く薄く重ねる感じで塗るといいですよ~」と教えてもらっていたので、できるだけ意識しました!
あとは近所のドラッグストアで買った、速乾ボンドで睫毛を取り付けまして……(睫毛の取り付け難しかった……)
速乾といっても、塗ってしばらくは柔らかいままなので、作業自体は難しかったですが、取り扱いはとても使いやすかったです。
ピンセットが見つからなかったので、台紙から睫毛外す時は毛抜きで代用。
貼り付け作業には爪楊枝を使いました。
ボンドを乾かしている間に、昼食&夕食用のたこ焼きを2時間ほど焼き……
か~~~んせ~~~いで~~~~~~す!!!
ヘッドのみでボディはD.I.Mさんのものがないので、とりあえずルチアーノ(SDM・PSフェア肌)のボディに乗せました。
色調補正で調整していますが、ヘッドとボディの色差が本当は凄いです。でもまぁ完成したからとりあえずはこれでいいのだ!
2019年7月28日、D.I.M Aceヘッドくんは「レン」くんと名前をつけることになりました。
カスタムメイク「練」習用の子だから、レンくんです(^◇^)安直だけど、結構気に入った!
ちなみに彼がレンくんということは、次に素ヘッドお迎えする時は「シュウ」って名前の子になりそうです。
我ながら男でも女でもいける名前だな……と満足!
初めてキャストドールのメイクに挑戦してみて思ったことは、「とにかくプロのメイク師さんはすごいど!!」ということでした(笑)
もう自分で書いた眉毛とか睫毛見た後に歴代うちの子見たら、な、なんて美しいメイクなんだ~~!!! とびっくりしますよね……(;''∀'')
ドール注文する時に、メイク済みとメイク無しだったら1万円以上価格が変わってくるのですが、1万円であのメイクしてくれるのすげ~~よ~~!!(;ω;)と改めて思った日でした!
あと、角度によって表情が違って見える、またどの角度から見てもどのラインも美しい、というのは凄い技術なんだなと思いました。
自分がメイクしたのは、角度が違うとかなり粗く見える部分が多々あります。
多分またぼちぼち私のメイク練習に付き合ってもらうことになると思うけど、よろしくお願いします、レンくん!
ドールメイクの生みの親“ナミッキー”こと双木昭夫プロデュースのMOOK本6/19発売! Culture
*)
あとこちらも百均で買った便利なお供アイテム、ウェットティッシュとメイク用綿棒と爪楊枝!
ウェットティッシュは手が汚れた時などすぐ出せるように、ドラちゃんのタッチ蓋に付け替えました。便利~
一番活躍したのは、こちらも百均の薬味皿! 20枚入っている使い捨てのものです。
こちらはアクリルカラーの薄め液、また筆を洗うためのリムーバー(ドールメイクを落とす時に使うもの)入れとして大活躍しました。
気軽に使って捨てられるのが大助かり!
眉の筆書きです。
実はAceヘッドを注文した後に、Youtubeでドールカスタムメイクのプロの動画などを見ていたのですが、とにかく薄い色から書き始めている、鹿波さんからも「最初は色をとにかく薄くした方がいい」と教わっていたので、なるべく薄い色から重ねたつもりです……が、やっぱり濃い気がしますし、なにより毛の細い線をコンスタントに書くのが難しい……!!
でも、初めてにしてはなかなかいいんじゃないかい?! と自らを鼓舞しておりました。
しかし筆って緊張や迷いがそのまま線に現れてしまいますね。
書道の授業で先生がそんなことを言っていたな、と思い出し、体感しました。
鉛筆の、紙に芯を置いたままじっと待つことができる、という機能がどれだけ便利かということも再認識。
画材によって色々な良さがある……(
ドール専門店 パラボックスではドールメイク教室を開催しています
*)
カスタムメイクしよう、と思ったきっかけは少し遡りまして。
ドールをお迎えしてから半年ほどだったでしょうか。
Twitterやドール取扱い店で色んなドールを検索するのが日課になっていた時、私はとても好みな写真を見つけました。
それはD.I.M(DOLL IN MIND)というメーカーの「Ace」というヘッドだったのですが。
キリリとした眉に力のある瞳。
その端正な少年ドールの顔立ちに一瞬で魅了されてしまったのですが、もちろん買うとなると安い買い物ではなく。
そんなにポンポンと増やしてちゃんと大切にできるかも分からないし、とその時は諦めまして。
それからまた何ヶ月か経ち、海外ドール取扱い店のDOLKから、このAceとJulisという2人の少年ドールが販売されることとなり。
この時とてもとても迷ったのですが、私がひと目惚れしたキリリとした眉のメイクから違うメイクへと変更されておりまして、結局この時も悩みに悩んだ挙句、購入はしない結果となりました。
それでもずっと「いつかお迎えしたいドール」の中にはAceがあって。
そんな折、TwitterでAceをお迎えされたオーナーさんがいらっしゃって、素敵なAceくんの写真を何枚もupされていたので、あぁやっぱり格好いいなぁ、こうやって色んな写真が見れて嬉しいなぁと満足していたのです。
そしてこの春、DOLKよりまたD.I.Mのドールに関するお知らせがありました。
それは、D.I.Mのドールの「最終受注」に関するお知らせで。
読んでいくと、D.I.Mの商品の取扱いが無くなると……
最終受注のドールの中にはAceもあり、どうしようかめちゃくちゃ悩みました。
だってわずか1ヶ月前に、20万円の夢天使霞をお迎えしたばかり。
買えないわけではありませんが、自分の収入を考えたら幾らなんでもお金を使い過ぎです。
でも言ってしまえば1年以上気になっていたヘッド。
このまま見送ってしまったら絶対後悔してしまいます。
なので、私が選んだ選択肢は、「ノーメイクのヘッドのみ」を注文することでした。
メイクあり・ボディ付きで注文すると4万円以上かかってしまいますが、素ヘッドのみなら1万円ほどで購入できます。
というわけで、前置きが長くなってしまいましたが、そんなこんなで先日Aceヘッドが届き、その足でメイク用品を買い集め、本日ようやく初挑戦! となりました。
以下、メイクの話。
メイクのマニュアルとして使ったのは『はじめましてスーパードルフィー☆メイクレッスン(2018年版)』です。
こちらは今回新たに購入したのではなく、以前から写真集代わりに持っていました。
メイクに必要な道具が一式書かれており、とりあえず書かれているものはほとんどそのままボークスで買うことに。
全部で1万円ちょっとかかりましたが、ほとんどは一度買ってしまえば長く使えるものばかりです。
メイクブックには書かれていなかったのですが、以前に鹿波さんから下書き用ペンの存在を教えてもらっていたので、そちらは購入しました。
この写真は、買ってきたその日に我慢しきれなくて下書き用ペンでちょっと書いてみたAceヘッド。
眉の位置や形がとても難しかったですが、水で簡単に落ちる=ウェットティッシュでも簡単に消せるので、太いと思ったところをウェットティッシュで削って、大体の形のイメージを掴むことができました。
メイク本番。
まずはヘッドについている油分などを落とすために、キャストクリンというスプレーをかけます。
換気注意! なスプレーなので、外でやりましたが、久々にあのシンナー的なにおい嗅ぎました。
学生時代の技術とかの授業以来じゃないかしら。
ちなみに手でヘッド持ちながらスプレーするので、百均で買った薄い使い捨ての手袋つけてやりました。
キャストクリンで油分とか落せたら、スポンジやすりで擦ります。
全体的にマットな質感になったらOK、ということでしたが、厳密な加減は分からないのでちゃんと出来てたかは分からず_(:3」∠)_
前回下書き用ペンで書いた線はその日の内に消してしまったので、もう一度下書き用ペンでざっくり眉の形を書きまして。
メイクのメイン作業である筆塗りです!
ボークスのメイク用アクリルカラーセットと、メイクブックでおすすめされていた07番の筆を買いました。
あと埃を払う用とか、チークのパステル用にブラシを何本か百均で購入しています。
絵の具のパレットに使うのは、こちらの耐水ペーパー。
ツルッとした表面の紙が何枚もメモ用紙みたいについていて、使い捨てで気兼ねなく使える便利アイテムでした。
こういう用品使うのも初めてだから、全部ワクワクする~(*