で、調べてみるとぼざろの方でも「結束バンドが春フェス出ます!」と告知してて。
ゴッチがブログに"震災後、2度目の人生を生きている心持ち"という意味のことをときどき書いているが、現実の音像、そして作品に昇華されたのが今作なのだと思う。シングル『Easter』同様、FOO FIGHTERSのプライベート・スタジオで全曲レコーディングされたこのアルバムの重量とソリッドさが矛盾なく存在するどでかい音像は、イヤフォンで聴いてもつま先まで痺れるようだ。まず肉体に訴えかけてくる。そしてもはや対岸の火事ではなくなった人間同士の断絶などの現実を冷静に描く歌詞の多さ。しかしアルバム・タイトルが示唆するように未来は"ワンダー・フューチャー"なのだ。楽観も絶望もない、励ましもセンチメントもない。ただ生きる意思を鳴らしたらこうなんだ、そんな潔さに満ちている。(石角 友香)
ぼっちざろっくのアジカンネタの1つ目は、キャラクターの名前です。
行定勲監督の映画"ピンクとグレー"のために『Wonder Future』のツアー中という、多忙さの中で書き下ろされたのが今回の「Right Now」。一聴でアジカンとわかるリフと8ビート。映画の世界観にも通じる東京・渋谷界隈の情景や匂い、自分と他者の境界線の曖昧さと裏返しの自意識過剰。後半にガラッと曲調もテンポもキーも飛翔するように変化する展開が窓を大きく開けるような印象も。そしてこの構成も映画の内容とリンクしている。カップリングには『Wonder Future』のツアーからライヴ音源として「Eternal Sunshine / 永遠の陽光」、「深呼吸」、「Wonder Future / ワンダーフューチャー」の3曲を収録。2015年の経験を血肉にして2016年を走り出すアジカンが、新たな代表曲になり得る大きな一打を繰り出した。(石角 友香)
2ndアルバム『ソルファ』収録時から12年。この再レコーディング版のイントロが鳴った瞬間、蘇ったのは"Wonder Future"ツアーの国際フォーラムでのライヴだった。そして、さらにそのあと、ヨーロッパや南米ツアーで確信した"楽曲は届くところには届いている"という思いの反映。細部のアレンジが更新されたことも、楽器の録り音ひとつひとつも、音が鳴る空間が著しくワイド・オープンになったことも、すべてが経験から得た気持ちを反映しているのだ。リスナーの年齢やアジカンと出会った時期によってこの曲の捉え方も違うだろう。個人的には、いよいよ閉塞感のどん詰まりにあった日本において、『ソルファ』は音楽で"それでも行くんだよ"というベクトルを指し示す作品だった。思えばアジカンは言い続けているのだ、そのことを。(石角 友香)
結束バンドのメンバー4人の名前は、アジカンのメンバーの名前からつけられています。
「生者のマーチ」もそうだったが、今回の「ボーイズ&ガールズ」も徹底して、4人の音しか鳴っていない。それは立ち止まるとか振り返るとかではなく、歩きながら自分の中身を見つめるよう背中を押してくれる。情報量過多で"衝撃"という引っかき傷を作る音楽の真逆にあるのではなく、アジカンの新曲は自発的な発電を促しているのだ。サウンドはWEEZERなど初期の影響源を再解釈しているようでもあり、でも曖昧さはなく、ビートもグルーヴもリフもしっかり地に足をつけているのが新鮮。2曲目の「祝日」はシャッフルのリズムが珍しくアジカンを"男っぽいバンド"という形容で表したくなった。それはギター・アンサンブルの特異性にある。深呼吸して、しぶとく生きよう。そんな後藤正文(Vo/Gt)の声が聴こえるようだ。(石角 友香)
帰宅してから、『ぼっち・ざ・ろっく!』というアニメを観た。下北沢シェルターが本物とそっくりで、懐かしい気持ちになった。
おそらくアジカンファンであればぼっち・ざ・ろっくという作品に込められた
アジカンの後藤さんはぼっちざろっくを見ているようですので、今後の楽曲提供にも期待したいところです。
アジカンの後藤さんが2022/12/12に更新したnoteによると、後藤さんもぼっちざろっくを見ているようです。
作者のはまじあきさんによると、ぼっちちゃんの由来と「ゴッチ」は関係ないようです。
8話タイトルは作品名でもあって、アジカンと無関係と思われますが、ぼっち=ロック、とすると、1話、8話、12話の3つで「転がる岩、君に朝が降る」が完成するのかな、とも思います。
「転がる岩、君に朝が降る」という楽曲を、
大切に扱ってくれて嬉しいです。
しかも第1話の「転がるぼっち」のサブタイトルも回収していますから。
このようにアジカンへの愛があふれ、音楽への愛があふれ、そしてそれが社会現象といえるまで話題になった「ぼっち・ざ・ろっく!」。もし2期が制作されるのであれば全力で応援していきたい。
実はこれが、アジカンの「君の街まで」という曲のMVに登場するキャラなんですね。
アジアンカンフージェネレーションはインディーズ時代に「遥か彼方」がアニメのOP曲に使用された(アニメ「NARUTO」)。その。今でも海外でライブをする際に、現地ファンの大合唱を受けるというこの楽曲のタイトルが、最終話の劇中歌に登場するのは、意図的であっても偶然であっても、素敵だと思う。
それぞれに付けられたタイトルがアジカンの曲名から取られているので、下記にまとめた。
しかし、最終話(12話)のエンディングはアジカンの「転がる岩、君に朝が降る」を結束バンドがカバーする形になりました。
ぼっちざろっくのアジカンネタの5つ目は、アニメのサブタイトルです。
結束バンドを組んで、文化祭でがんばって、後藤ひとりに「朝が来た」という感じになりますね。
ぼっちざろっくのアジカンネタの6つ目は、アニメ最終話エンディング曲です。
1話の「転がるぼっち」と同じ曲が元ネタになっていますので、最終話が1話とつながる形ですね。
今までのエンディング曲は、結束バンド名義のオリジナル曲が流れていました。
第12話「君に朝が降る」の元になっているのは、11枚目のシングル「転がる岩、君に朝が降る」です。
「転がる岩、君に朝が降る」は、結束バンドのアルバムにも収録されています。
進化を続けるアジカンの10thアルバム。三船雅也(ROTH BART BARON)とのハーモニーが圧倒的な爽快感を生むリード曲や、切なくも温かいサウンドに乗せた美しい言葉が沁みる「フラワーズ」、ラップとの融合が新しい「星の夜、ひかりの街(feat. Rachel & OMSB)」、"胸の奥で歌ってよ"という言葉とともに壮大なコーラスが響く今のライヴ・シーンを映したような1曲「Be Alright」など、青春を彷彿させる初期楽曲の青さと、近年の洗練された円熟味が合わさった14曲が収録。アジカンらしさを核としながらも、多彩なアレンジやコラボで新たな広がりを見せている。また多様性やネット社会に切り込む歌詞も奥深い。この惑星に生きるすべての人にとっての明るい未来を祈る1枚。(中尾 佳奈)
特にアニメはサブタイトルをアジカンの曲からとっているので、強いこだわりを感じます。
すでに後藤正文(Vo/Gt)がポッドキャストなどで開陳しているのでサブテキストとして書くが、このシングルの4曲目「柳小路パラレルユニバース」は、『サーフ ブンガク カマクラ』の"続きの駅"として作られていた曲だ。アジカンの青春を想起させる力みのないパワー・ポップが、森見登美彦作品の舞台である京都に移植されたのが、今回の表題曲「出町柳パラレルユニバース」というわけだ。こちらにはアウトロにサイケデリックなギター・フレーズが追加され、アニメ"四畳半タイムマシンブルース"の世界観も。WEEZERのカバーにはAAAMYYY(Tempalay)が参加、喜多建介(Gt/Vo)とのツイン・ヴォーカル(!)の「追浜フィーリンダウン」と、肩の力が抜けたアジカンの素が楽しい。(石角 友香)
転がる岩、君に朝が降る(結束バンドver.) / ASIAN KUNG ..
「ぼっち・ざ・ろっく!」の第8話のウェブ予告では、リョウがブッチャーズがナンバーガールに影響を与え、ナンバーガールがアジカンに影響を与え、アジカンが「ぼっち・ざ・ろっく!」に影響を与え、そういったロックの歴史に加わっていく姿を思わせる引用だった。
結束バンドや、彼女たちに憧れてバンドをはじめるひとたちが、彼らの轍を ..
アジカンへのリスペクトを示した曲だと考えられるのだが、なぜ音源を除きどこにも発表されなかったのだろうか。最終話のEDをアジカンのカバー曲にするというのは、制作の後半で決まったという話もあったので、もしかしたら元々最終話EDとして想定されていた楽曲だったのかもしれない。想像は広がるばかりだが、本アルバム中の必聴曲なのは間違いないので、未聴の方はぜひ聴いてほしい。
ASIAN KUNG-FU GENERATION - 転がる岩、君に朝が降る / THE FIRST ..
吉村秀樹が亡くなってから1年と1日目にリリースされるトリビュート盤第4弾。あがた森魚(ブッチャーズの射守矢や小松も参加)、the 原爆オナニーズらベテラン、ASIAN KUNG-FU GENERATIONやTHE BACK HORNといったシーンの中核を担う存在、+/−ら海外の盟友、それでも世界が続くならといった若手まで顔を揃えた今回は、シリーズの中でも最も吉村の影響の広範さを証明。ギター・サウンドとフィードバックだけで胸に熱いものがこみ上げるAKGやenvy、合成ボイスや読経のようなリズム感で再構築したASA-CHANG&巡礼や、ピアノをフィーチャーし、生死の狭間を行くようなサイケデリックな祈りの歌へ昇華したGREAT3など、バンド/アーティストがリスペクトの姿勢を究極まで研ぎ澄ましている。(石角 友香)
【急上昇ワード】結束バンド、全6曲収録のEP「Re:結束バンド」発売
第9話「江ノ島エスカー」の元になっているのは、11枚目のシングル「転がる岩、君に朝が降る」のカップリング曲「江ノ島エスカー」です。
【ぼざろ!】アジカンのオマージュ&パロディを全部書く【決定版】
もしかしたら、逆にアジカンが「ぼっち・ざ・ろっく」という曲を作るのではないかと期待してしまいます。
劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!:後編EDはアジカン「Re:Re:」
実はこの楽曲が、。静かな立ち上がりから、パワーポップ的な楽曲へ移行していくのは、アジカンの「或る街の群青」という楽曲を思い出させるし、またマーチング的なドラムのアプローチも彼らの「マーチングバンド」という曲を彷彿とさせる。
青山吉能、鈴代紗弓、水野朔、長谷川育美が登壇した ぼっち・ざ・ろっく!「結束バンドLIVE-恒星-」上映記念舞台あいさつの模様をお届け!
Billboard JAPANダウンロード・アルバムで1位を取った”結束バンド”のアルバム「結束バンド」。主題歌や劇中歌だけでなく、YouTubeで放映前や放映後に公開された楽曲なども収録されている。そのアルバムに、。