外貨建て保険とは?メリット・デメリットや保険の種類について解説


「ほけんの窓口」では、外貨建て保険に関する質問や見積もり等が、何度でも無料で相談できます。外貨建て保険について疑問点がある場合は、ぜひお気軽にご相談ください。


米国ドル建保険の第1回保険料円換算額の計算|一般代理店 販売商品

外貨建て保険は、保障内容が同程度の円建て保険に比べて保険料が割安になったり、為替変動により多くの保険金や解約返戻金等を受取れる可能性があったりします。一方で、金利変動リスクや為替リスクがあるため、保険金や解約返戻金等が円換算で元本割れする可能性もあります。そのため、外貨建て保険を検討する際は、メリット・デメリットをしっかり理解することが大切です。

規制強化のひとつとして、2021年10月、一般社団法人生命保険協会が外貨建保険販売資格試験を創設しました。創設の背景には、外貨建て保険の販売に関し、リスクやデメリットの説明不足等でトラブルが起きていたことがあります。この資格制度の整備により、2022年4月以降は、外貨建て保険を販売できるのは、外貨建保険販売資格を保有する人のみとなっています。

ニッセイ指定通貨建積立利率変動型一時払終身保険(米ドル建・豪ドル建

従来、外貨建て保険は、標準責任準備金制度の対象外でした。しかし、2022年4月から、米ドル建てと豪ドル建ての外貨建て保険も、標準責任準備金の対象となったのです。一般的に保険会社独自の責任準備金より法令で定められた標準責任準備金のほうが多くの資金を必要とするため、この標準責任準備金制度によって保険会社の支払能力が義務付け前より確保され、契約者は保護されるようになっています。

近年、契約者が外貨建て保険の内容や特性を十分に理解しないまま契約し、トラブルとなるケースがあるとして、金融庁や一般社団法人生命保険協会によって規制強化が実施されています。ここでは、2つの規制について解説します。

【思わずうなずくお金のはなし】第4回 外貨建て保険について | コラム

外貨建て保険は、受取りが外貨か円かによって、課税対象額が異なることに注意が必要です。外貨で受取る場合は、外貨を円に換算するため、為替レートの影響を受けます。死亡保険金は被保険者死亡日、満期保険金は満期日、解約返戻金は請求書受付日というように受取るお金ごとに基準日が定められており、その日の為替レートを適用して円に換算することが一般的です。円で受取る場合は、実際に受取った金額が課税対象となります。

外貨建て保険で保険金等を受取る際の税金の取扱いは、円建て保険の場合と変わりません。外貨建て保険であっても、円建て保険同様、契約者、被保険者、受取人の関係によって税金の種類が異なります。例えば、死亡保険金の税金の種類は、以下の図のとおりです。

米ドル建終身保険Candle[キャンドル]|オリックス生命保険株式会社

外貨建ての保険商品は数多くありますが、一般的に外貨建て保険として販売されているのは3種類です。ここでは、外貨建て保険の種類について解説します。

外貨建て保険の円換算した保険料は、為替の変動に合わせて毎月変動します。そのため、毎月の保険料の変動が心配な人や、毎月の保険料を一定にしたい人には外貨建て保険は向いていないといえます。


日生が外貨建て保険の手数料改定へ、金融庁が問題視-業界に波及も

ドル建て保険の種類には、主に終身保険、養老保険、個人年金保険等があります。円建て保険にもある保険商品ですが、異なる点としては払込んだ保険料が日本円ではなく外貨で運用されることが挙げられます。それぞれの保険の特徴は以下の通りです。

ドル建ての一時払い終身保険に加入しています。大丈夫でしょうか?

その反面、解約返戻金や年金などを受け取るときの為替相場によっては、元本割れしてしまうリスクがあることも忘れてはいけません。

メットライフ生命保険 USドル建て終身保険ドルスマート 1枚目 ソニー生命保険 米国ドル建終身保険 1枚目

2023年11月現在、円建て保険に比べて、米ドル建て保険や豪ドル建て保険は、予定利率が高く設定されています。そのため、ドル建て保険のほうが効率よく資産を増やせる可能性があるとして話題となっているのです。

外貨建て保険 おすすめ比較ランキング 2024年12月更新 最新版

また、ドル建て保険は契約後早いうちに中途解約すると、為替手数料が発生する分、円建て保険に比べて、損失が大きくなる可能性があります。資産形成としてドル建て保険の活用を考えているのであれば、目的としている受取時期までは解約しないで続けられるかを考えて、加入を検討しましょう。

老後資金のための定期預金が満期を迎え、銀行の窓口で解約しようとしたら、利率がいいと豪ドル建ての個人年金保険を勧められた。

ドル建て保険は、円よりも金利が高いドルで運用するため、円建て保険よりも大きなリターンを期待できますが、一方で運用には為替手数料がかかる上、為替相場の値動きによっては損失が出て元本割れを起こすリスクがあります。

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ドル建て保険が注目されている理由は、一般的な円建て保険との予定利率の違いにあります。予定利率とは、保険会社が契約者に対してあらかじめ約束する運用利回りのことです。予定利率が高ければ大きな運用収益を見込めるということになり、同じ保障内容でも保険料は割安に設定されます。そして、運用する通貨を発行している国の金利が高いほど、予定利率も高くなる仕組みです。

保険(米ドル建・豪ドル建) <指定通貨建積立利率変動型一時払終身保険(有配当2018)>

ドル建て保険は万一に備えるための保険であることに変わりはありませんが、円建て保険に比べると投資の側面が強い商品なので、します。

外貨建て保険の種類には、「米ドル建て」や「豪ドル建て」などがあります。

申告・納税は円に換算して行い、その際用いる為替レートは「ご契約のしおり」などに記載されています。通常、生命保険会社から円換算した金額について通知が届きますが、為替レートの目安は新聞の為替欄や外国為替取扱銀行のホームページなどで知ることができます。
また、払い込む保険料については、円建ての生命保険の場合と同様に、生命保険料控除を受けることができます。保険料を外貨で払い込んだ場合、払い込んだ日のレートで円換算した金額が、控除の対象となる保険料になります。
なお、払込みや受取りを円で行う特約付きの契約の場合は、実際の払込金額、受取金額をもとに申告・納税します。

【外貨建て保険ランキング2023】2位メットライフ「ドルスマートS

2つのプランから選べる指定通貨(米ドルまたは豪ドル)建一時払終身保険です。
健康告知なしプランは、健康状態の告知なし(職業のみの告知)で、ご契約2年後から指定通貨(米ドルまたは豪ドル)建でふやしてのこせます。
3つの健康告知プランは、3つの健康状態の告知で、ご契約後からすぐに指定通貨(米ドルまたは豪ドル)建でふやしてのこせます。

ドル建て保険とは?メリット・注意点や円建て保険との違いを解説!

ドル建て保険の特徴は、ドルで保険料の一部が運用されることです。また、保険料の払込みや、保険金・解約返戻金の受取り等も、日本円ではなくドルで行われます。ただし、一般的には日本円で入金・受取りができる特約があり、実際にドルで支払ったり受取ったりする必要はありません。日本円で払込んだ保険料がドルに換算され、同様に、保険金もドルから円に換算されて受取ることになります。

外貨建て保険、加入後4年で6割解約 金融庁、乗り換え誘発を問題視

指定通貨(米ドル・豪ドル・円)建の一時払個人年金保険です。
据置期間中、毎年の指数の上昇率および連動率に応じて計算される積立金の増加率に基づいて契約応当日ごとに積立金が増加し、その積立金額に基づいた年金をお支払いします。

ドル建て保険とは? 向いている人の特徴やメリット、加入前の注意点

「円入金特約」「円支払特約」などが付加されている場合
「円入金特約」や「円支払特約」を付加している場合、払込みや受取りを円で行いますので、税金は実際の円の払込金額、円の受取金額をもとに申告・納税します。
なお、円入金特約などを付加している場合、換算基準日や為替レート(為替手数料を含む)は生命保険会社によって異なりますので、生命保険会社のホームページなどで確認しましょう。

死亡保障で万が一に備えながら、USドルで資産運用。教育資金、老後資金の準備もできる終身タイプの死亡保険です。

外貨建て保険とは、払込んだ保険料が日本円ではなく外貨で運用される保険で、このうち米ドルや豪ドルで運用される保険をドル建て保険といいます。まずは、ドル建て保険がどのようなものなのか、その特徴や仕組みについて確認していきましょう。

第一生命保険の公式ホームページです。一生涯のパートナーとしてあなたに最適な保険商品をご提案。当社取扱いの商品をご覧いただけます。

ドル建て保険は、2023年11月現在の予定利率だけを見れば、円建て保険より保険料が割安で効率よく資産が増やせるように感じられます。しかし、ドル建て保険には、円建て保険とは異なる特性があるため、理解しないまま契約してしまい、トラブルや苦情につながっているケースも少なくありません。

下記の金額は、2024年12月15日にご入金(ジブラルタ生命に着金*2)される場合の金額です。 ..

なぜ「ドル建て保険はおすすめしない」といわれることがあるのか、その背景には主に次の2つの理由があります。

[PDF] [主要行] 外貨建保険販売の際の情報提供のあり方について

日本円ではなく米ドルや豪ドルで運用される保険のことを、ドル建て保険といいます。日本で超低金利が続くなか、円よりも金利の高いドルで運用されることから、近年、注目が集まってきている保険です。しかし、一方では、「ドル建て保険はおすすめしない」という意見も聞かれます。ドル建て保険への加入は、何を基準に判断すればよいのでしょうか。

この記事では、ドル建て保険の概要や、ドル建て保険がおすすめしないといわれる理由、ドル建て保険のメリットやリスク等について解説します。