【ダイハツ トール】マイナーチェンジで相場が動く!? これから買い時のハイト系コンパクト


ルーミーはトヨタが販売するコンパクトカーです。ダイハツでも、ルーミーとエクステリアデザインが似た車「トール」を販売していますが、違いはあるのでしょうか。


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TOP10は、トヨタが7台、ホンダが2台、日産が1台となっている。6位に入っているのがトヨタ・ルーミーなのだ。ルーミーは、ヤリスと同じコンパクトカーだが、ちょっと背が高いトールワゴン型のコンパクト。LivingとDrivingを掛けた「1LD-CAR」がコンセプトだ。

この記事では、ルーミーとトールの関係性や違い、共通する特徴を紹介します。最後まで読むことで、ルーミーとトールの違いや似ている理由が分かり、車選びの参考にできるでしょう。

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2020年の国内登録車のベストセラーは、トップがトヨタ・ヤリス、2位がライズ、3位がカローラとなっている。TOP10のなかで6位にいるのがトヨタ・ルーミーだ。どちらかと言えば地味な存在かもしれないが、ルーミー、とても売れているのである。

トヨタのクルマとして、「ルーミー(ROOMY)」「タンク(TANK)」があり、ダイハツ版が「トール(THOR)」、スバル版が「ジャスティ(JUSTY)」となっている。デビューは2016年。2020年9月にルーミーがマイナーチェンジをしたタイミングでタンクは廃止、ルーミーと統合されている。だから、ルーミー/トール/ジャスティが現在の兄弟というわけだ。

このルーミー兄弟、とてもよく売れている。

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自販連のデータを元に作成したグラフである。スバル・ジャスティは販売台数でTOP50に入ってこないので、このグラフでは割愛してある。販売台数は、ルーミー>タンク>トール>ジャスティという並び。2020年9月にはタンクが廃止になってルーミーに統合されたので、ルーミーの販売台数は伸びている。

グラフの濃い緑色のバーはルーミー、タンク、トールの合計だ。2021年3月は1万8671台を売り上げている。

ルーミー兄弟がどのくらい売れているかを見るために、現在もっとも売れているトヨタ・ヤリスの販売台数と比べてみる。
自販連のデータでは、ヤリスには「ヤリス」「ヤリスクロス」「GRヤリス」が含まれている。

グラフの濃いブルーがルーミー兄弟、青がヤリス兄弟の月間販売台数の推移である。こうしてみると、ヤリスの強さが際立っている。さすがヤリス(実際はヤリス兄弟)だ。

再び、2020年の年間販売台数TOP10を見てみよう。ルーミー兄弟は、兄弟一緒になるとどこに位置するのか? TOP10モデルには、兄弟(しかもかなり強力な兄弟)を持つモデルが並んでいる。こちらも姉弟で合わせた数字にしてみよう。

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グラフを見てほしい。
TOPの座はヤリスからライズ兄弟に移る。
ライズ兄弟:15万7191台
ヤリス兄弟:15万1766台
ルーミー兄弟:14万2532台
でルーミー/トールは3位に浮上するのだ。販売台数をカウントしていないジャスティが1万台売れていれば2位かもしれない。

こうしてみると1~6位までトヨタが独占していることがわかる。地味でも兄弟の力は偉大なのだ。そして、地味でも売れるには理由があるのだ。

首都圏のあるダイハツ店に問い合わせてみたところ、トール受注停止の理由は、2024年11月から開始される新たな保安基準に対応するためだそう。


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トヨタのルーミー、ダイハツのトールはどちらも2016年11月に販売を開始したコンパクトカーです。同じような見た目のルーミーとトールは、どのような関係があるのでしょうか。ここでは、ルーミーとトールの概要を紹介します。

〈新車リポート〉ダイハツ工業「トール」/トヨタ自動車「ルーミー

ルーミー同様に、トールのOEMモデルであるスバルの「ジャスティ」も、現行モデルは生産終了し販売店での在庫対応のみという状況です。

トヨタ『ルーミー』、ダイハツ『トール』などが発売!仕上がりは?

トールは、2016年11月にダイハツが販売を開始したコンパクトカーです。標準モデルに加え、フロントフェイスが大きく異なる「カスタムモデル」があります。

トール(2022年9月~2024年12月) G| トヨタ自動車のクルマ情報サイト

トヨタが販売するルーミーは、トールのOEM車として、トールと同じタイミングで販売がスタートしました。

トヨタ 新型 小型トールワゴン 新登場、 新型ルーミーよりカッコイイ! 未来的なデザイン、爆売れ確定! チャンネル登録をお願いいたします!

OEM車とは、他の自動車メーカーが開発、製造した車を自社ブランド品として販売する車です。ルーミーはトールと同じく、ダイハツの工場で製造されています。トヨタ側は製造ラインを持つことなく、カーラインアップを増やせることがメリットです。

ダイハツからトールタイプの小型車「THOR(トール)」誕生。トヨタ

ルーミーとトールは、どちらもコンパクトカーらしい取り回しやすさと広々とした室内空間が魅力の車です。車名が異なるだけで、差別化されている部分はないのでしょうか。ここでは、ルーミーとトールの異なるポイントを3つ紹介します。

【試乗】使い勝手抜群! ダイハツ・トール&トヨタ・タンク&ルーミー

そんなルーミーは、ダイハツ「トール」のOEMモデルですが、そのトールについてダイハツは2024年10月末、現行モデルの生産終了する旨を公式サイト上で公開し、11月中旬時点は在庫販売のみとなっています。

トヨタ ルーミーの燃費をチェック!ダイハツ トールのOEM車

エクステリアデザインに大きな違いはありません。細かな点では、エンブレムが異なるのが特徴です。ルーミーは、トヨタが販売するためトヨタのエンブレムを装着し、ダイハツが販売するトールにはダイハツのエンブレムが装着されています。

[PDF] ダイハツ トール トヨタ ルーミー・タンク スバル ジャスティ

ルーミーとトールはどちらもモノトーンカラー、2トーンカラーからボディカラーを選べますが、バリエーションが異なります。ルーミーはモノトーンカラー8種類、2トーンカラー2種類です。トールは、モノトーンカラー7種類、2トーンカラー4種類をラインアップしています。

トヨタ・ルーミーの兄弟車であるダイハツ・トール。広い空間で家族使いにも持ってこい。その居住空間は快適そのものだ。人気を秘密を見てみよう。

クールバイオレットクリスタルシャインは、ルーミー限定のボディカラーです。ブラックマイカメタリック×ターコイズブルーマイカメタリック、ブラックマイカメタリック×レーザーブルークリスタルシャインは、トールのみに設定されています。

トヨタが全高1835mmの新型軽トールワゴン「ピクシス メガ」を発売。

基本的な装備はルーミーとトールで共通していますが、新車購入時のみ選択できるメーカーオプションは、一部異なります。例えば、メーカーオプションで人気のあるオーディオやナビです。

スズキソリオとダイハツトール、トヨタルーミー&タンクを比較!「背が高く

また、最小回転半径は4.6mと小回りの効く設計で、狭い路地や駐車場でも取り回しがスムーズ。両側スライドドアを備えた使い勝手の良いパッケージにより、ファミリー層をはじめとする幅広いユーザーから支持を得ています。

4兄弟って知ってますか!? トール、タンク、ルーミー、ソリオ?

ルーミーは、トールのOEM車として誕生した車のため、多くの共通点があります。ルーミーとトールは、どのような点が共通しているのでしょうか。ここでは、ルーミーとトールに共通する内外装の特徴、2020年9月に行われたマイナーチェンジの詳細を解説します。

トヨタが小型ワゴン「ルーミー」「タンク」を発表しました。「ダイハツ・トール」としても発売されます。 車の内容の前にまず車名が分かりにくい!

ルーミーとトールは、全長3,700mm~3,705mm×全幅1,670mm×全高1,735mmの5ナンバー車両です。ミニバンの全高が1,800mm前後であることから、ミニバンのような高さがあるといえます。

【ダイハツ トール “カスタムGターボ”(内外装編)】ファミリー向けマストな充実装備!…でも少し物足りない??[トヨタ ルーミー].

ルーミーとトールは、2020年9月にマイナーチェンジが行われました。コンパクトボディでありながら、5人乗っても広々とした室内空間を確保できる良さはそのままに、3つの進化を遂げています。

ニューカー速報プラス 第43弾 トヨタ ルーミー タンク&ダイハツ トール (発売日2016年12月17日) の目次

トヨタは2024年12月9日、「ルーミー」を一部改良して発売しました。

ルーミーは現行モデル(初代)が2016年11月にデビューしたコンパクトトールワゴンで、ダイハツからOEM供給を受けてトヨタで販売されています。

なお、ダイハツでは「トール」として展開されます。

〇トール・ルーミー・タンクはタイトル通り同じ車です。 2023年3月26日

トールのOEM車は、トヨタとスバルに供給されています。トヨタはルーミーとタンク、スバルはジャスティです。2020年9月のマイナーチェンジを境にタンクは廃止されました。ここでは、ルーミー以外のOEM車「タンク」と「ジャスティ」の特徴を紹介します。