◆剤型ザイザル:錠(5mg)、シロップアレグラ:錠(30mg、60mg)
日本では、タリオン、ザイザル、アレグラ、アレロックの順に処方量が多いです。それに加え、最近処方開始になったビラノア、デザレックスが処方量を増やすであろうと言われています。
◆製造販売元ザイザル:グラクソ・スミスクラインアレグラ:サノフィ
→眠気が問題ないならアレロック(オロパタジン)やルパフィンを、眠くなるのを避けたい人はビラノアが推奨されます。また、眠くなる、眠くならないというのは、個人の感じ方によるところも大きいため、飲み慣れている薬を継続していくのが一番安全です。そのため、「例年は〜を内服しています」という形で教えていただけると助かります。(僕自身はジルテックが体に合うと思っています。ジルテックの改良版であるザイザルは眠気を感じてしまいます。人によって感じ方が違います。)
また、アレロック、アレグラ、ジルテックなどは後発品があるため、費用負担が下がります。一方で、ザイザル、ビラノア、デザレックス、ルパフィンなどは後発品が存在しないため、費用負担が大きいです。費用面や効果、眠気を踏まえて、薬剤選択するのが良いと思います。
内服薬(アレロック、ザイザル、ルパフィン、クラリチン、ビラノア
抗ヒスタミン薬の代表的な副作用が眠気や集中力低下です。上述した脳内のヒスタミン受容体占有率が高いほうが眠気が出る傾向が強いです。また逆に効果も占有率が高いほうが強い傾向にあると思います。
1. 『ザイザル(レボセチリジン)』は効果が強めで、食事の影響も受けにくい
2. 『アレグラ(フェキソフェナジン)』は眠くなりにくく、自動車運転に対する制限もない
3. 『アレグラ(フェキソフェナジン)』は、腎機能や肝機能が低下した人でも使いやすい
ピペリジン骨格:アレグラ®、ディレグラ®、エバステル®、タリオン®、ビラノア®; ピペラジン骨格:ジルテック®、ザイザル® ..
「レボセチリジン」は、確かに抗ヒスタミン薬の中では”やや強力な薬”と言えます。しかし、たとえば花粉症治療においては、です14)。
そのため、もし”効果”を重視するのであれば、抗ヒスタミン薬の中での優劣を気にするよりも、「ステロイドの点鼻薬」を選んだ方が合理的です。
例えば、グループ Aのアレグラが効かなかったのであれば、同じグループAのタリオンやビラノアに変えるよりも、グループ Bのルパフィンやグループ Cのザイザルなどに変更する方がより効果の違いを感じることができる可能性があります。
第2位のエピナスチン(アレジオン他)は16.0%、第3位のレボセチリジン(ザイザル)は15.3%、第4位のオロパタジン( ..
・ビラノア:眠気の来ない抗ヒスタミン薬です。運転時の注意喚起などの記載がない薬で、眠くなることで支障が出る方に良く処方されています。効果もまずまず良好です。空腹時に内服しないと効果が低下します。前の食事から2時間後〜次の食事の1時間前であれば、日中に内服することも可能です。内服すると30分程度で鼻水が減少するため、症状の強い時間帯に内服するのが良いです。
◆適応症
ザイザル:アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症
アレグラ:アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒
アレグラ、アレロック、ザイザル、タリオン、ジルテックなどです。 どれ ..
図1に主な抗ヒスタミン薬のを示します。第1世代が50%以上の脳内H1受容体を遮断するのに対して、20%未満で非鎮静性とされます。赤い四角で囲ったものは第2世代と呼ばれるもので、すべて非鎮静性です。アレグラやアレジオンなどはOTC薬(市販薬)にもなっていて、ドラッグストアでも簡単に手に入るのでなじみが深いのではないでしょうか。
31 『ザイザル』と『アレグラ』,同じ抗ヒスタミン薬の違いは?〜治療効果と脳内ヒスタミン受容体占有率,自動車運転
◆用法
ザイザル:成人は1日1回、小児は1日2回
アレグラ:1日2回
具体的にいうとアレグラ®、アレロック®、クラリチン®、ザイザル®、デザ ..
そのため、昔は眠気が強くなったり抗コリン作用による「口の渇き」を感じやすいなどの弊害もありました。これが「第1世代抗ヒスタミン薬」です。
【2024年最新版】抗ヒスタミン薬の強さランキング一覧 | 健康コラム
◆子どもへの使用
ザイザル:シロップが6ヶ月から使用可
アレグラ:30mg錠が7歳から使用可
眠気などの症状の現れ方には個人差があります。 薬品名:アレジオン・ジルテック・アレグラ・アレロック・ザイザル ..
◆自動車運転に対する注意喚起
ザイザル:従事させないこと
アレグラ:
スギ花粉飛散のピークを迎え、抗アレルギー薬の検索が軒並み増加最も検索されたお薬は「アレグラ」。昨シーズン比較で「ザイザル」の検索数が急増.
ザイザルの服用で眠気の副作用が出るかどうかを、服用前に予測することはできません。
自動車の運転や危険をともなう機械の操作、高所での作業などがある場合は眠気が出ると大変危険ですので、ザイザル処方前にご相談ください。
抗コリン作用が強いため、緑内障、前立腺肥大、喘息の患者様には基本的に使用できません。 第二世代抗ヒスタミン薬
◆腎機能が低下している場合
ザイザル:高い血中濃度が持続する恐れ
アレグラ:忍容性は良好(血中濃度は上昇する)
・ザイザル(レボセチリジン)・デザレックス(デスロラタジン):眠気が少ないです。 以上のデザレックス(デスロラタジン)、アレグラ ..
同じ抗ヒスタミン薬という意味では市販品があり、薬局で購入可能です。しかしこれらはザイザルと異なる成分を使用しており、完全に違うお薬です。ザイザルの主成分であるレボセチリジンを含んだ内服薬は市販されていません。医療用医薬品として医療機関で処方するお薬となっています。
3位 レボセチリジン(ザイザル) 4位 アレロック(オロパタジン) 5位 ..
◆肝機能が低下している場合
ザイザル:高い血中濃度が持続する恐れ
アレグラ:忍容性は良好(血中濃度は変動する)
花粉症にザイザル錠 くしゃみ鼻水 アレグラ アレジオン 比較違い
ザイザルは年齢ごとに投与量が細かく設定されています。薬の剤型によっても単位が異なるため、お子さまに飲ませる場合には投与量に間違いがないか、特に注意が必要です。一般的な使用量です。病状や腎機能の状態などにより投与量は増減する場合があります。
薬の性状としては、ナゾネックスとアラミストは液体、エリザスは粉末という違いがあります。 ..
◆同成分のOTC医薬品
ザイザル:(販売されていない)
アレグラ:『アレグラFX』、『アレグラFXジュニア』
一般名:ロラタジン、商品名:クラリチンR︎ · 一般名:レボセチリジン、商品名:ザイザルR︎.
眠くなりにくい”第二世代(非鎮静性)”の抗ヒスタミン薬は、どれも効果に大きな違いはなく、ガイドライン等でもひとまとめで扱われています。しかし、その中でも「レボセチリジン」の効果はやや強め1,2)とされています。
でも本当はアレグラドライシロップが処方したい。(30歳代病院勤務医、小児科)
1種類の「抗ヒスタミン薬」で十分に効果を得られない場合、することもあります15)。ただし、副作用で眠気や鎮静はより強く現れると考えられるため、他に良い選択肢がない場合の例外的な対応です。
アレグラというお薬をご存じだと思いますが、アレグラは抗ヒスタミン薬 ..
どちらもで、明確な使い分けの基準はありませんが、症状がひどい人は『ザイザル』、眠くなると困る人は『アレグラ』が適しています。
また、『アレグラ』には腎機能や肝機能が低下している高齢者でも使いやすい、という長所があります。
私が開発責任者として開発した薬がザイザル(レボセチリジン)です。
点鼻のアラミストと組み合わせた場合にはビラノアほどの効果が必要ないことも多いですし、花粉飛散量が多くて症状がひどい日に緊急避難的にビラノアやデザレックスやザイザルを使うことで、眠気を避けることもできます。
ザイザル(レボセチリジン塩酸塩), 錠剤 1回1錠(5mg)/1日1回就寝前 シロップ 0.05 ..
実感できないと思いますが1週間ほど使用すると鼻づまりが楽になると思います。抗アレルギー薬と併用しても大丈夫