ジェネリック医薬品は全てのSGLT2阻害薬で発売されていません。


アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ステファン・ヴォックスストラム)と小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁)は、アストラゼネカの選択的SGLT2阻害剤「フォシーガ®錠5mg、10mg(一般名:ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物、以下、フォシーガ)」について、2型糖尿病合併の有無に関わらず、「慢性腎臓病(ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く)」の効能又は効果の追加承認を、8月25日に取得しましたので、お知らせします。


ここでは、SGLT2阻害薬の効果や副作用についてご紹介していきます。

SGLT2阻害薬はりんごの樹皮に含まれる尿糖排泄物質であるフロリジンという成分に数々の修飾を加える事で活性や長時間作用性を高めた(1日中効いている)。

SGLT2阻害薬は体内におけるグルコース代謝やインスリン分泌に直接作用しないため、単独では重症の低血糖を起こさず、高血糖の是正によりインスリン分泌能の回復、更にはインスリン抵抗性の改善をもたらす。

SGLT2阻害薬の副作用と頻度は、以下のように報告されています。

同種・同効薬の違いをわかりやすくまとめた好評書『違いがわかる!同種・同効薬』『続 違いがわかる~』に続く第3弾。前二冊に掲載しきれなかった「経口抗肝炎ウイルス薬」「狭心症治療薬」「SGLT2阻害薬」「外用抗真菌薬」「ステロイド外用剤」など、日常業務ですぐに役立つ12薬効群を収載。図表を多用し「どこが違うのか」が一目でわかる。患者さんから頼られるかかりつけ薬剤師必携の一冊。

SGLT2(エスジーエルティー・ツー)阻害薬は糖尿病の治療ガイドラインで定められている治療薬のひとつで、膵臓ではなく腎臓に作用することで血糖値を改善する働きがあります。

ジェネリック医薬品の検索&先発品との薬価差を調べることができます。

また、SGLT2阻害薬は心血管疾患や腎疾患の予防や治療に効果があることも研究されています。

血液は腎臓で濾過され浄化される。濾過の過程で最初に作られる尿(原尿)には、まだ体に必要なものが含まれており、それらは再び腎臓で吸収され血液中に戻る。血液中のブドウ糖(血糖)も体に必要なもので、高血糖でなければほぼ100%再吸収され、尿糖としては排出されない。
このようなブドウ糖の再吸収を担っているのがSGLT2 で、その働きを妨げる薬がSGLT2 阻害薬である。血液中の過剰なブドウ糖の再吸収を減らし、尿糖として排出することで高血糖を改善する。

SGLT2阻害薬はその作用機序からケトアシドーシスに注意が必要です。

1章 経口抗菌薬((1)ペニシリン系薬,セフェム系薬,(2)マクロライド系薬)
ペニシリン系薬(バイシリンG,ビクシリンS,ビクシリン,サワシリン,パセトシン,ペングッド,ユナシン,オーグメンチン,クラバモックス)
セフェム系薬[(L-)ケフレックス,オラスポア,(L-)ケフラール,オラセフ,パンスポリンT,メイアクトMS,セフテム,セフゾン,セフスパン,フロモックス,トミロン,バナン]
マクロライド系薬[クラリス,クラリシッド,エリスロシン,ルリッド,ジスロマック(SR),ジョサマイ,ジョサマイシン,アセチルスピラマイシン]
2章 経口抗ウイルス薬((1)抗ヘルペスウイルス薬,(2)抗インフルエンザウイルス薬)
抗ヘルペスウイルス薬(ゾビラックス,バルトレックス,ファムビル,バリキサ)
抗インフルエンザウイルス薬(タミフル,リレンザ,イナビル)
3章 経口抗肝炎ウイルス薬
抗B型肝炎ウイルス薬(ゼフィックス,ヘプセラ,バラクルード,テノゼット)
抗C型肝炎ウイルス薬(テラビック,ソブリアード,バニヘップ,スンベプラ,ダクルインザ,ソバルディ,ハーボニー,ヴィキラックス)
4章 抗結核薬
リファジン,ミコブティン,イスコチン,ヒドラ,ネオイスコチン,ピラマイド,エサンブトール,エブトール,クラビット,レボフロキサシン,サイクロセリン,ツベルミン,ニッパスカルシウム,デルティバ
5章 外用抗真菌薬
エンペシド,フロリードD,パラベール,マイコスポール,エクセルダーム,オキナゾール,アデスタン,アトラント,ニゾラール,アスタット,ルリコン,ルコナック,クレナフィン,ラミシール,ハイアラージン,ゼフナート,メンタックス,ボレー,ペキロン
6章 経口糖尿病治療薬(SGLT2阻害薬)
アプルウェイ,デベルザ,カナグル,ジャディアンス,スーグラ,フォシーガ,ルセフィ
7章 狭心症治療薬
硝酸薬(亜硝酸アミル,ニトログリセリン,ミオコール,バソレーター,ニトロダームTTS,ミリステープ)
Kチャネル開口薬(シグマート)
Ca拮抗薬(アダラート,ヘルベッサー,アムロジン,ノルバスク,ランデル,バイミカード,バイロテンシン,コニール,ヘルベッサー,ワソランなど)
β遮断薬(アセタノール,セレクトール,ミケラン,カルビスケン,テノーミン,メインテート,ケルロング,セロケン,ロプレソール,ナディック,ハイパジール,インデラル,アドビオール,アロチノロール塩酸塩,アーチスト)
その他(バファリン,バイアスピリン,プラビックス,エフィエント,パナルジン,コバシル,ブロプレス,メバロチン,クレストール)
8章 利尿薬
ループ利尿薬(ラシックス,オイテンシン,ルネトロン,ダイアート,ルプラック)
サイアザイド系利尿薬(ヒドロクロロチアジド,フルイトラン,ベハイド,
アレステン,ナトリックス,テナキシル,ノルモナール,バイカロン)
K保持性利尿薬(アルダクトンA,セララ,トリテレン)
炭酸脱水酵素阻害薬(ダイアモックス)
浸透圧利尿薬(イソバイド,メニレット)
バソプレシンV2受容体拮抗薬(サムスカ)
9章 鎮咳・去痰薬
A.鎮咳薬
中枢性(麻薬性)(コデインリン酸塩,ジヒドロコデインリン酸塩,メテバニール,フスコデ)
中枢性(非麻薬性)(メジコン,アストミン,フスタゾール,フラベリック,トクレス,アスベリン,レスプレン,ノスカピン,コルドリン)
末梢性(サルタノール,メプチン,ホクナリン,スピロペント,テオドール)
B.去痰薬
ムコフィリン,ビソルボン,ムコダイン,ムコソルバン(L),クリアナール,スペリア
10章 下剤(便秘薬)
アローゼン,プルゼニド,ラキソベロン,ヒマシ油,テレミンソフト,マグミット,酸化マグネシウム,ミルマグ,硫酸マグネシウム,モニラック,バルコーゼ,アミティーザなど
11章 胃腸機能調整薬
アボビス,プリンペラン,ナウゼリン,ガナトン,セレキノン,ガスモチン,アコファイド
12章 ステロイド外用剤
デルモベート,ジフラール,ダイアコート,フルメタ,アンテベート,トプシム,リンデロン-DP,マイザー,ビスダーム,エクラー,メサデルム,リンデロン-V,ベトネベート,フルコート,リドメックス,キンダベート,ロコイド,グリメサゾン,オイラゾン,プレドニゾロンなど
事項索引
薬剤索引

SGLT2阻害薬を服用すると血液中へ戻る糖が減少するため、血糖値が低下します。


ダパシーガ(フォシーガジェネリック)を服用する際の注意点は以下の通りです。

序文

医療従事者は薬理学で薬の勉強をすることから、同種・同効薬の違いはわかりにくいものとなっています。臨床医の先生方においても、薬物療法に対する臨床薬理学の系統的な教育を受けた経験が少なく、したがって薬物療法の体系的な知識を熟知することは難しいのが現状ではないでしょうか。それに加え、日進月歩で次々に新たな薬剤が開発されるため、多くの同種・同効薬の違いについて十分に理解して処方することは困難となっているように思われます。一方、特に薬局で働く薬剤師の先生方は、新しい薬の情報を入手する手段や時間が少なく、処方変更などに伴う患者への説明に困る場面も増えているのではないでしょうか。そこで、薬局で勤務している薬剤師を主な対象として、各薬効群において同種・同効薬の違いが簡単に理解できることを目標に、書籍を編纂することにしました。
そうして生まれたのが、2010年に出版した『違いがわかる!同種・同効薬』です。図や表を多用した同書は、同種・同効薬の違いについて漫然と抱いていた疑問に対し、一読して明快に理解できる書籍になったと自負しています。この本は出版当初から非常に多くの薬剤師の先生方に支持され、2013年には『続違いがわかる!同種・同効薬』、2015年には『違いがわかる!同種・同効薬(改訂第2版)』を出版しました。この間にも多くの先生方から次の本はいつ出るのかとの問い合わせを頂き、このたび、前二冊に掲載できなかった「経口抗肝炎ウイルス薬」、「鎮咳・去痰薬」、「狭心症治療薬」、「利尿薬」などの薬効群を収載した『続々違いがわかる!同種・同効薬』を出版する運びとなりました。
今回も各専門領域の著名な先生方にご執筆頂き、日常業務ですぐに役立つ実践的な書籍になったと確信しています。本書が処方鑑査や患者への説明に役立ち、同種・同効薬の適正使用のための必携書として広く活用されることを願ってやみません。

2016年盛夏
大谷道輝、黒山政一

ダパシーガ(フォシーガジェネリック) を使った感想を書いてみませんか?

2型糖尿病ではSGLT2発現率が上がり、グルコースの取り込みが亢進しているため、SGLT2を選択的に阻害する薬剤は2型糖尿病の治療に効果的である(適応の問題で1型糖尿病には使用できない)。

[PDF] 糖尿病治療薬の比較・切り替えについて 注射薬(付表 ..

アストラゼネカの子会社であるアストラゼネカ株式会社は、2013年、フォシーガに関して、小野薬品工業株式会社 と日本におけるコ・プロモーション契約を締結しました。本契約に基づき、小野薬品工業株式会社はフォシーガの日本における流通および販売を担い、アストラゼネカ株式会社と2型糖尿病、1型糖尿病および慢性心不全においてコ・プロモーションを実施しています。両社は慢性腎臓病においてもコ・プロモーションを行います。

SGLT2阻害薬の使い分け · スーグラ · フォシーガ · デベルザ · ルセフィ · カナグル · ジャディアンス.

SGLT2阻害薬を服用することで尿中の糖が増えるため、主に膀胱炎等の尿路感染症、膣カンジダ症等の性器感染症が懸念されています。また、尿量増加による頻尿にも注意が必要です。

フォシーガ錠5mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

SGLT2阻害薬だけを使用する場合は低血糖は起こりにくいのですが、併用薬の効きが良くなるため注意が必要です。

フォシーガ同等薬10mg10錠(ダパベル)通販|糖尿病・ダイエット

CKDは、腎機能の低下を伴う重篤な進行性の疾患です(eGFRの低下、あるいは腎臓の障害を示唆する指標の変化、もしくはその両方が、最低3カ月間認められた場合と定義されています 4。CKDを発症する最も一般的な原因疾患は、糖尿病、高血圧、慢性糸球体腎炎です 10。CKDは高い有病率や、心不全や若年死をもたらす心血管イベントリスクの増加に関与しています。CKDの最も重篤な状態は末期腎不全(ESKD)と呼ばれ、腎障害および腎機能低下が進行し、血液透析や腎移植を必要とする状態となります 2。CKD患者さんの多くはESKDになる前に心血管系の原因によって死亡しています 11。現在、日本におけるCKD患者数は、約1,300万人と推定されています 6

フォシーガと同等の効果を持つジェネリックです。ダパグリフロジンを含むSGLT2阻害薬で、ダイエット効果も期待できる糖尿病薬です。

体内で余分になった糖分を尿とともに排泄し、血糖値を下げるSGLT2阻害薬です。食事の内容を変えずに糖質がカットできるため、メディカルダイエット薬としても使用されています。

フォシーガ錠10mgの薬価は、264.4円です。 ジェネリック医薬品

DAPA-CKD試験は、2型糖尿病合併の有無に関わらず、CKDステージの2~4、かつ、アルブミン尿の増加が確認された4,304例を対象に、フォシーガ10mg投与による有効性と安全性をプラセボと比較検討した国際多施設共同無作為化二重盲検第Ⅲ相試験です。フォシーガ は1日1回、ACEiもしくはARBによる治療と併用されました。複合主要評価項目は、腎機能の悪化もしくは死亡(eGFRの50%以上の持続的低下、ESKDへの進行、心血管または腎不全による死亡)リスクでした。副次評価項目は、腎機能の複合評価項目(eGFRの50%以上の持続的低下、ESKDへの進行、腎不全による死亡)、心血管死もしくは心不全による入院、および全死因死亡のいずれかの初発までの期間でした。試験は日本を含む21カ国で実施されました 1。結果は に掲載されました 1

同効薬:スーグラ錠25mg 50mg、ルセフィ錠2.5mg 5mg、ルセフィODフィルム2.5 ..

フォシーガ(ダパグリフロジン)は、1日1回、経口投与のファーストインクラスの選択的SGLT2阻害剤です。研究により、心腎疾患の予防および進展抑制、ならびに各臓器の保護に対するフォシーガの有効性が示され、心臓、腎臓および膵臓の臓器間の基本的な関連性を示す重要な知見が得られました 1,12,13。これらの臓器の一つでも損傷を受けると、他の臓器の機能低下を引き起こし、全世界で主要な死因となっている2型糖尿病、心不全およびCKDを含む疾患の発症につながります 14-16

同種・同効薬 慢性心不全に適応のあるSGLT2阻害薬はフォシーガのみ

SGLT2阻害薬を服用すると尿中の糖が増えるため、尿路感染症の副作用に注意が必要です。

本事例を報告した薬局では、フォシーガ錠5mg/10mgの効能・効果が追加になっ ..

フォシーガは、米国において、成人2型糖尿病における血糖コントロール改善のための食事および運動療法の補助療法として承認され、また、第Ⅲ相 CVアウトカム試験の結果に基づき、標準治療への追加療法で、成人2型糖尿病における心不全入院および心血管死のリスク低下の適応 *を取得しています 12。また、フォシーガは第Ⅲ相 、第Ⅲ相 試験の結果に基づき、2型糖尿病合併の有無に関わらず、 、および として承認された最初のSGLT2阻害剤です 1,13